すずめの戸締まり
「人類なんかね、滅んだっていいんです!」
と叫んだのは、ナウシカの頃の宮崎駿 監督
「あの屋根が邪魔。ちょっとあの家の人に言って、屋根を切らせてもらえ」
と、むちゃぶりを言ったのは黒澤明監督
映画監督は時に傲慢不遜である。
映画は大人数で作るプロダクションビジネスだから、大黒柱である監督の想いを常に強く標榜して置かなくては、たくさんのスタッフ達や、世間の想いという『波』に埋没してしまうから、なのかもしれない。
NHKのクロ現で『新海誠 監督』のインタビューを見ました。
『君の名は。』『天気の子』に続いて、
『すずめの戸締まり』まで、なぜこうも災害を意識した(させる) 作品を続けてきたのか。
監督の想いは伝わってきました。
「エンターテイメントが『誰かの気持に寄り添う』とか『慰める』とか出来るとは思ってはいないが、多くの人に共感してもらうことは出来るかもしれない」
それでも、
被災地の観客からは拒否反応や批判もあるそうな。
「エンターテイメントとは、多かれ少なかれ暴力的な側面があり、作者の表現によって誰かが傷つく可能性は常にある。誰も傷つけることのない無難な作品は、結局、誰の心にも刺さらない作品なんだと思う。」
見た目や口調以上に、内面に強い想いを秘めている監督だな、と。まぁ、当たり前だけど(笑)
それでも『モノ作り』のハシクレとしては、とても良くわかります。
と、いいつつ、
「お客さんに伝わらないのは、自分が下手だから『なんと自分は映画作りが下手くそなんだろうか』と、映画を作り終えた時に、毎回思います」とは、やはり見た目や口調どおり、とても真面目な方なのだ。
映画『すずめの戸締まり』
おすすめ! (・∀・)b
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2022-12-24 10:12