私の妙なお友達
本部長、秘書おつれさまです。
学生の頃の話です。私の学校は数学の授業を受ける時、1クラスを半分にして授業をおこなっていました。半分はいつもの教室、もう半分は多目的室でした。私は多目的室だったので教科書や文具をもって移動してしまいました。席は決められておらず、なんとなくここでいいや。というところで固定になりました。
ある日、私は暇潰しに机に落書きをしていました。そしてその落書きを消すのを忘れてしまいそのまま授業が終了。次の数学の授業の時、その事を思い出して机を見ると私の落書きより派手になっていました。なんと他のクラスの生徒が私の落書きに付け足していたのです。私は楽しくなって こんにちは!と書きました。そうすると次の日。こんにちは!面白い絵だね!と返答が。私は 最高傑作だからね!ところで君の名前は?と書き込みました。後日返答が楽しみに席つくと机はキレイにさっぱいなにもなし。すると先生が私に近寄ってきて落書きについて叱られました。せっかくこれからって時に消すなんてひどい!と思いながらそのやり取りは終了。
結局相手が誰だったのか気になり他のクラスの友人に誰がそこの席だったかを探ったところ、おそらく隣の教室の女の子。分かったときに喋りかければよかったのですが、残念ながら照れが勝ってしまいそこからなにもありませんでした。
あの時先生が落書きに気づかずにそのままやり取りはできていたら、新しい友達ができたのに!あわよくば友達以上になれたのに!(笑)当時はそう思っていましたが今は良い思い出です。
いつもねむたい
男性/29歳/千葉県/会社員
2023-01-16 15:10