忍耐力案件
忍耐力というと少し意味が違うかもしれませんが。
私はリハビリの仕事をしています。その中で特に忍耐力がいるなぁと感じるは認知症の方と関わるときです。
認知症の方に複数人関わることがあり、どの方もお人柄はとてもいい方で、穏やかなときであればとても楽しい時間を過ごせています。
ですが、短時間に同じ話を何度も繰り返すことや、逆にこちらが何度も同じことを説明する必要があるときに、「その話は聞きましたよ」や「その話はさっきしましたよ」は禁句なのです。
「そうなんですねぇ!」と笑顔ではじめて聞いたように相槌を打っているときに、忍耐力使うなぁと、時々しんどく感じてしまうことがあります。
なかにはプライドや自尊心が高い人もいて、いつ、どこで、どんなスイッチが切り替わって機嫌を損ねてしまうか分からかいこともあり、他の人に比べてより気を遣ってしまいます。
今日のリハビリのことや、私のことも、次回には覚えてもらえないかもしれませんが、その時だけでも、「楽しかった」や「身体が楽になった」と思ってもらえるように、これからも忍耐強く、また明日も頑張ります。
まかろにサラダ
女性/34歳/東京都/医療従事者
2023-01-19 18:40