本日の案件
みなさまお疲れ様です。
大学生のとき、母方の祖父が亡くなり祖母がひとりになってしまったので1ヶ月くらい鹿児島の家に祖母と暮らしていた時がありました。突然の別れだったので、憔悴しきっていた祖母。ご飯も喉を通らず、食事を作る気力がありませんでした。しばらく私が作っていましたが、当時のアルバイト先の関係で東京に帰らなくてはならない時が来ました。
帰ることが決まった時、祖母が久しぶりに台所に立ち私のために唐揚げを揚げてくれました。衣がほんのり甘い唐揚げ、言葉数は多くなかったですが勝手ながら「もう大丈夫だから」と言われている気がしました。
この時の祖母の姿、唐揚げの味は今でも鮮やかに思い出せます。「力になりたい」「心配している」「がんばって」そんな気持ちを誰かに届けるために行動することは、生きる原動力の一つになるのだなと感じました。
てやんでい!あなご!
女性/41歳/東京都/会社員
2023-01-26 16:44