今日の案件
私のご飯のいい話は
もう食べることのできない
祖母の五目ご飯です。
私の祖母は家族の誕生日が近づくと
"今年はお赤飯と五目ご飯どっちがいい?"
と聞いてくれました。
お赤飯も美味しいけど、私は五目ご飯派!
出汁がしみしみに染み込んだ椎茸が大好きでした。
誕生日の当日は早朝から仕込み始めて
朝の6時前には台所からいい匂いがして
早く食べて欲しいのか、
部屋まで起こしに来てくれました。
木桶にたくさんの五目ご飯。
あんなに美味しかったのに
いつまでも食べれるものと思ったのか
作り方を聞くのを忘れてしまったので
もう再現することができません。
祖母は、片道400mのスーパーまで
ゆっくりゆっくり歩いて買い物に行って
せっせとたっぷりの五目ご飯を炊いてくれてた祖母の後ろ姿はずっと忘れません!
もうもう
女性/33歳/茨城県/会社員
2023-01-26 17:30