深夜物語

やしろ本部長、浜崎秘書、社員の皆様こんにちは！

深夜物語ということで、私の忘れられない出来事があります。

三年前の年末に祖父が他界し、四十九日を一週間前に迎えた日の夜、夢に彼が会いに来ました。
そこには最期に見た寝たきりの彼ではなく、かつての元気な姿でした。
他愛もない話を暫くした後、最後は彼と二人で布団の中で横になり、「頑張れよ。」と声をかけてくれました。
最期に会いに行った日、介護ベッドのため一緒に横になれなかったのが心残りだったようです。
帰省の度にいつも気にかけてくれた彼の言葉に気がつけば枕が濡れており、こちらも最後に「ありがとう。」と返しました。
それ以降会いに来ることはないですが、不意に様子を見に来ているような感じがしていて感慨深くなります。

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