社員掲示板

深夜物語

本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。
初投稿です。

もう数十年くらい前になりますが、私が大学生だった時の話です。
車で友達に荷物を届けてもらうことになり、深夜に実家に帰宅しました。荷物が多かったため、何度かドアを往復していると、知らない犬がいつのまにか近づいてきていました。結構大きな犬で、首にチェーンが巻かれていたのですが、人懐かったので、荷物を運んでいる間に撫でたりしていたら、一緒に玄関に入ってきてしまうくらいになり、こちらもやや困惑気味に。
門を閉めて敷地に入れないようしたら、犬はいつの間にかいなくなったのですが、なんだか申し訳ない気持ちなりました。
荷物運びも終わりかけた頃、自転車乗って通りかかった人に急に話かけられ、「このあたりに野良犬居ませんでした?最近、狂犬病の犬のこの辺にいるらしいので気をつけた方がいいですよ」と。
<さっき、犬のことか??>
友達と顔を見合わせていると、遠くからチェーンを引きづる音が近づいてきます。さっきまでかわいそうだと思っていた気持ちは恐怖に変わり、慌てて家の中へ。チェーンを引きづる音はしばしうちの前に聞こえていましたが、だんだん遠ざかり、結局何も起こらすでした。その夜は恐怖の余韻みたいなもので眠れず。時折、その出来事を思い出しますが、あれはなんだったのか。。

ラッチ

男性/52歳/東京都/会社員
2023-01-31 17:58

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