深夜の恐怖体験
皆さまお疲れさまです。
40年以上前の私が小学生低学年頃の話です。
当時、築100年以上の屋敷に住んでました。
農家だったのでやたらにデカい家。
その日は高熱にうなされていて、深夜に意識もうろうトイレに向かいました。
やたらに遠いトイレで、昼間でも怖い場所。
行きしなにムニョっと何かを踏みました。
すると、誰も居ないはずなのに、【うわぁっっ!】【あっち行け!】【シッ、シッ】と言うのです。
具合も悪いし腰が抜けて動けなくなりました。
その声で家族が集まって来て灯りが付きました。
なんと声の主は【アンマさん】。
地方から泊まりで来ていた、婆ちゃんが呼んだアンマさんのカラダを踏んでしまったのです。
家族はアンマさんの声だと気付き、何があったのかと集まりましたが、私は寝込んでいたので誰かが泊まっていることは知らず…。
私はアンマさんにオバケと間違えられて、【シッ、シッ】と言われていたのです。
アンマさんは、さぞかしビックリしたことでしょう。
こっちも超ビックリでしたよ。
今でもアンマさんの【シッ、シッ】を思い出すと笑ってしまいます。
なんつってジローラモ
男性/51歳/神奈川県/会社員
2023-01-31 18:29