本日の案件

本部長、秘書、リスナー社員の皆さまお疲れ様です。

私が大学を卒業する直前の3月、約9年前のお話です。
私は当時仕事の関係で駐在されていた先輩を頼りに、ドバイに1人旅行へ行きました。
ゼミやサークルの卒業旅行が軒並み国内旅行だったので、何とか大学生の間にもう一回海外へ行きたいと思い、先輩を頼らせていただきました。

そしてドバイを満喫した帰り、先日本部長も一悶着あったあのドバイの空港で、私も一悶着ありました。
私は時間通り、国際線の受付へ向かって自分のチケットのQRコードとパスポートを提示。
するとカウンターのスタッフさんから英語で
「あなたの席はもう埋まっています」
と言われました。
いわゆるオーバーブッキングというやつでした。

とはいえちゃんとお金も払っているし時間通りに空港にも来ているのでこちらには何の落ち度もなく、拙い英語で必死に食らいつきました。
翌日日本で予定があるんです、何とかして帰らないといけないんです、と押し問答を繰り返すこと5-10分ほど。
カウンターの方が「ちょっと待ってて」と奥の方へ引っ込んで行きました。

しばらくして戻ってこられ、
「ビジネスクラスなら空きがあるからそこに通してあげる」と言っていただきました。

私が払ったエコノミークラスのお金は、当時の為替で往復8万円ほど。
ビジネスクラスだと片道35万円ほどのところ、追加料金もなく乗せてもらえました。

めちゃくちゃ席は広いしほぼフラットにリクライニングするし、座った途端にCAさんから
「シャンパンはいかがですか？」
って言われるし。
ご飯もエコノミークラスとは比べ物にならないほど美味しくて、めちゃくちゃ贅沢できてしまいました。
エミレーツ航空のビジネスクラス、本当に最高でした。
後にも先にもビジネスクラスに乗ったのはこのときだけですが、あのカウンターでの一悶着を乗り越えたことと、大学卒業のご褒美だったのではないかと思っています。

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