社員掲示板

私が震えたあの言葉

本部長、秘書、リスナー社員の皆さま、お疲れ様です。
私が震えた〜というと、今までのスカロケの傾向から言っても、スポーツ系とか冒険(?)系など、力や勇気をくれる言葉がきっと多く寄せられると思いますが、私は、静かで、凄絶で、しかも深い意味があって考えさせられるという意味で「震えた」言葉を紹介します。
こうの史代さん(映画になった「この世界の片隅に」が有名ですが)の、広島の被爆者を静かに描いた短編「夕凪の街 桜の国」の終盤の台詞
「十年経ったけど 原爆を落とした人は わたしを見て「やった!また一人殺せた」と ちゃんと思うてくれとる?」
です。
被曝後10年、原爆症で亡くなってゆく主人公の女性の最期の台詞なのですが、「ちゃんと」という一言が入っているの、ものすごいと思いませんか?
短編で、くすぐりも入っているので読みやすいです。ぜひ機会があったら読んでください。

かかとはがさがさ 心はカサカサ

男性/60歳/東京都/会社員
2023-02-09 17:17

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