社員掲示板

本日の案件

本部長、秘書、社員の皆様、お疲れさまです。

18歳の時、アメリカ留学した時の事です。

成田空港で家族と当時の彼女に見送られ、12時間のフライトを経て、大荷物と共にいよいよ入国となりました。

手には、パスポートと学生ビザの書類を持って、入国審査で意気揚々と入国審査官と向き合いました。

頭の中では、入国したらとにかく何か食べて学校からの迎えの車に乗って…と次のステップを考えていましたが、入国審査官は渋い顔をしています。

他に何か持っていないか?と言われ、飛行機のチケットの半券を出したりしましたが、その場で待てと言われ、5分ほど待つと空港警察の警察官が2名現れ、手錠を掛けられ、空港の別室へ連行されてしまいました。

この時点で、なかなかのパニックです。

別室の待機を命じられた場所には、色んな外国人が自分と同じ様に待機しており、30分が過ぎたあたりで、別室のドアからは自分と同じ様に手錠を掛けられた人が出て来たり、只事ではない状況に置かれている事を悟りました。

そして2時間が過ぎた頃にいよいよ、自分が別室に呼ばれ、取調べが始まりました。

詳しく話を聞くと、パスポートの他に持っていたビザ書類の不足があるとの内容で、不法入国をしようとしていると疑われていたのでした。

それを聞いた上で、思い返すと日本で休学した学校の留学担当の先生が、それは持っていく書類じゃないから無くさない様に日本に置いていきなって言っていたバーコードが付いた書類のことを言っているのだろうと直感しました。

常備薬として持参していた正露丸を砕いて薬物検査等が行われて、更に2時間ほど経過して、監査官からあと1時間以内に受け入れ先の学校に確認が取れなければ次の便で強制送還だと言われ、相当焦りました。

当日は今でも忘れない日曜日…
日曜日に学校のオフィスに人がいるはずない…
あぁ…俺は強制送還になるんだ。。。

そんな風に思って絶望感に浸っていると再度別室へ呼ばれ、確認が取れたとまさかの展開!

観光ビザで入国して、3か月以内にワシントンD.C.から書類の再発行して貰えると言われ胸を撫で下ろしました。

何だかんだで、計6時間後に入国し、タクシーでステイ先までヨレヨレになりながら到着した事は今では良い思い出です…笑

愛梨の旦那・蓮ちゃんのパパ

男性/38歳/東京都/自営・自由業
2023-02-21 17:27

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