案件
印象に残っている先生は、
小学4年生の時の学級担任・サトウ先生です。
当時の私は、あまり反論ができないタイプだったので、いいように利用されて傷付くこともあり、一部の人間関係に悩み、閉鎖的になっていました。ただ、そんな私も、信頼できる相手に悩みを“相談する”ことはできるタイプだったので、母に打ち明けたことをきっかけに、先生にも悩みを正直に伝えました。
すると、サトウ先生から『もっとコミュニケーションをとるために、交換日記をしませんか。』という提案を受けました。
日記を通して、悩みや不安はもちろん、単純に楽しかったこと・嬉しかったこと・面白かったことを、同世代にではなく、人生経験豊富な、視野の広い“大人”に対して自由に共有できる場って、なかなかないと思うんです。
おかげで、自身が体験したことに対してのアンサーにワクワクしたり、自分では浮かび得なかった悩みに対する改善策に助けられたり。
おかげで、日記を読み、書く時間だけは本当に楽しくて、、、5年生になって担任が変わるのが本当に嫌でした。といっても、5、6年の担任の先生も非常に優しい方だったので、今思うと生意気な考えでしたが……()
何より、サトウ先生は進級後も見守ってくれていて、年賀状もしばらく送ってくれました。何から何まで本当に感謝しています。
和室の畳
女性/25歳/神奈川県/会社員
2023-03-01 23:21