社員掲示板

案件

本部長、秘書、リスナー社員の皆さまお疲れさまです!

高校の3年間、数学を教えてくれた先生。
その名も『岡ちゃん』

岡ちゃんは40代の男性でとても物腰が柔らかい先生。
3年間毎日、上下紺色のジャージに足元は素足にサンダルというスタイル。

私は数学がとても苦手だったのですが、殆ど勉強せずにいたら、高2の中間テストでまさかの『6点』という結果に。
このままではやばすぎる〜!という状況になり、次の期末試験では真面目に勉強しようと決めました。
自力ではなかなか勉強が難しかったので、岡ちゃんにお願いをして、友達数人と放課後に勉強を教えてもらうことに。

テスト範囲の問題集を解きながら、分からない所を岡ちゃんに聞く、という感じで勉強をしていたのですが、問題を解き進めていくと、机の横にきた岡ちゃんがボソッと
『う〜ん、その問題はやらなくていいよ、、、』
と一言。
えっ?と思いながらその次を解こうとすると
『それもやらなくていいよ、、、』
とまた一言。
更に次の問題にいくと
『うん、、それはやっておいた方がいいね』
と一言。
これはもしやテストに出る、出ないを教えてくれているのか⁇⁇
そんな事あるのか⁇⁇
と思いながら問題を解き進めていく私。
その後も岡ちゃんは隣で、1問ずつ『やっておいた方がいい』『やらなくていい』を言い続けてくれました。

その後はテスト本番まで、本当かどうかは分からないけど、とりあえず岡ちゃんが『やっておいた方がいい』という問題のみひたすら何度も勉強。というか暗記。
いざ、試験当日。
問題用紙を見てビックリ!そこには岡ちゃんが『やっておいた方がいい』発言をした問題がびっしり!
問題を解くというより、暗記した物を必死に書きまくる私。
そして結果は、、、『98点!』
後にも先にも数学でこんな点数を取ったことはありません。
岡ちゃん、あの時はどうもありがとう〜!

白地に紫

女性/41歳/茨城県/専業主婦
2023-03-02 16:27

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