名物先生案件

本部長、秘書、社員の皆さんお疲れ様です！


名物先生案件、色んな名物先生に出会いましたが、私の中で今も忘れない先生が二人居ます。
1人は高校の時の歴史の先生、もう1人は小学校の校長先生です。

今回は校長先生の話なのですが、
校長先生は小学校6年生の時に赴任してきた先生で、今までの校長先生と違って偉そうにせず自分から雑用を進んでする方でした。

校長先生が赴任して始めたのが、全員と話がしたいと日替わりで各学年を班に分けて給食を校長先生と校長室で取り始めるというもの。
「革のソファーで食べるのも良いでしょ？」と雑談しながら食べる取り組みもあったし、毎回眠かった全体朝礼は異例の校長先生の話が五分程度(笑)
そして毎回オヤジギャグを挟み、時にはパペットを持ってきて人形劇風に朝礼したりとあの校長先生が来てから朝礼で寝る人が居なくなり、毎回先生の話が楽しみでした。

校長先生がちょうど窓拭きをしている時一度だけ「校長先生なのに窓拭きするんですか？」と子供ながらに聞いたことがありました。その時先生は「一番偉いから一番やりたくない仕事をするんだよ」と笑ってました。

あの時、何気なく聞いた言葉は後から深い意味だった事に気付いたし今も忘れません。

私が中学生になり、偶然校長先生と出会った時に先生から声をかけてくださり最終学年の
1年とはいえ覚えていてくれたことに感動しました。
そしてその日は小学校の運動会だったらしく「今年はどっちが勝ったと思う？これ」と自分のシャツを指し「白かった(白勝った)」とオヤジギャグは相変わらず健在でした(笑)

先生はあの小学校の卒業生も在校生も皆覚えていたのでしょうか？

数年前の同窓会で気になって校長先生どうしてるか聞いたところ、今は教育委員会にいるとか。

先生、私達は1年間という短い間でしたが校長先生のこと同窓会で皆覚えてましたよ！
先生ありがとうございます！

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