本日の案件

本部長、秘書、社員の皆様お疲れ様です。

私には人生の恩師と言える高校の担任、ツイストパーマに日焼けがインパクト大の空手部顧問のヨシミツ先生がいます。

当時、大人を舐めていたので、先生の厳しさには度肝を抜かれ、入学してすぐの宿泊研修の時点で辞めたいと思うほどでした。

もう少しで1年生が終わるタイミングのある日、当時他のクラスで今も大親友の友人に放課後ちょっと来いと呼ばれ、友人のクラスに連れて行かれると、誰もいない教室に恐怖の大王ヨシミツ先生がいました。

すると、先生から「お前はこのままだと、2年に進級する事なく辞めると思うから、来年から俺のクラスな」と言われました。

ヨシミツ先生は厳しいが故の問題児を集めたクラスを受け持つ名物先生で本当に2年生のクラスは親友と同じくヨシミツ先生のクラスになり事もあろうに親友と２人で学級委員になる事になりました。

実際、先生と多く接し始めると自分のそれまでのいつも怒り狂っているヨシミツ先生のイメージとは裏腹に時には冗談を言い、「くだらない事で停学や退学になる人間をクラスから出すな。」と言い抜き打ちの持ち物検査の情報を事前に流してくれたりと、驚くほど良い先生だったのです。
2年生の1年間は人生で経験した事ないくらいに学校が楽しくなり、学級委員を勤め上げました。

そして、3年生はヨシミツ先生のクラスで学級委員となりました。

しかしながら、3年生に秋に親友と自分は他のクラスの連中に絡まれている気の弱いクラスメイトを庇うために手を出すという問題を起こしました。

学校からは、無期限の停学処分を言い渡され、ヨシミツ先生は大激怒。
自分達の言い分に全く耳を貸してくれない怒り狂った先生の態度に腹が立つのと同時にショックを受け、親友と自分は親の反対を押し切り退学届を提出しに行きました。

すると、先生は「お前らが何故手を出したか状況を全く把握せずにショックで感情的になってしまった。本当に申し訳なかった。必ずクラス全員欠けることなく卒業させたい。俺が校長に話をつけるからクラスに戻って来て欲しい」と全力で謝罪してくれ、自分達は1週間後クラスに復帰し、全員欠けることなく卒業する事ができました。

先生とは37歳になった今も家族ぐるみで親交が続いています。

先生に出会えて本当に良かったです！

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