社員掲示板

サンキュー案件 〜あの人にありがとう〜

本部長、秘書、お疲れ様です。
私の感謝を伝えたい人は、私のマッサージを受けてくれた川津おじいさんです。
週に二回ほど私は高齢者施設でマッサージをしています。
火曜日に来る川津おじいさんは、88才の一人暮らしで、デイサービスに来ると新聞を読むのが日課でした。口数の少ない穏やかなおじいさんは、いつも私のマッサージを受けてくれた後に「とても軽くなりました。ありがとう。」と言って、席に戻っていきました。そんなおじいさんと突然の別れが来てしまいました。いつものようにマッサージを終えて、席に帰っていく時に「今日もありがとうございました。楽になりました。」と言われ、私も「また来週お会いしましょう。」と挨拶を交わした一時間後、ナースの声が部屋に響きました。どうやら、おじいさんが昼に出た食事で喉を詰まらせてしまったようで、ベットに寝かされ吸引器で喉に詰まった物を取っていました。私が昼休憩を取っている横の部屋で、そのおじいさんへのナースの声かけが聞こえていました。
しばらくして、意識が戻ったようですが、救急救命士も到着し、救急車に乗せられ病院へ搬送されていきました。私は意識が戻っていたようなので安心していましたが、二日後にその施設に行ってみると、おじいさんがお亡くなりになったことをスタッフから聞きました。喉に詰まった煮物の時間が長かったらしく、一瞬だけ意識が戻っても酸素が足りなかったとのことでした。まさか、私のマッサージを受けてくれた数時間後にお別れしなければいけなくなるとは、思ってもいなかったので急に寂しくなりました。毎週のように挨拶をして、マッサージを喜んでくれた川津おじいさんにありがとうと伝えたいですね。

ふわふわクッキー

男性/52歳/東京都/自営・自由業
2023-03-09 08:30

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。