本日の案件
皆さま、お疲れさまです。
ホワイトデーには、ひとつ、心に引っかかっていることがあります。
自分で言うのは照れくさいですが、中学一年生の頃の私は、一部の上級生からアイドル的な人気を集めていました。
おそらく、童顔で小柄だったことが一部の層に刺さったのだと思います。
バレンタインデーの下校途中、いつも遠巻きに私に手を振るなどしてくれていた上級生グループの中のひとりから、チョコレートを頂きました。
きれいにラッピングされたちょっとお高そうなチョコレートで、紺色の箱からは何だか大人の雰囲気を感じました。
ホワイトデー当日、母親に用意してもらったお返しのお菓子を鞄にしのばせ登校。
下校途中に例の上級生グループを見かけたのですが、声をかける勇気がなく、
ついには、お菓子が入ったままの鞄とともに帰宅してしまいました。
上級生の彼女も勇気を出してチョコレートをくれたはずなのに、その勇気に対して誠実に応えることができなかった自分が恥ずかしいです。
このしこりは、一生残り続けるだろうと思います。
レバニラからす
男性/36歳/神奈川県/会社員
2023-03-14 12:28