本日の案件
本部長、秘書、そして社員の皆様お疲れ様です!
桜の時期にいつも思い出すのは中学の卒業式です。
小学生の頃から好きだった初恋の相手は、とても人気者で、ボタンが欲しい女子生徒が多数いるほどでした。
私もその中の1人でした。
しかし、ボタンが欲しいなんて言う勇気も、言うつもりもありませんでした。
卒業式が終わり、クラス皆で写真を撮ろうとなった時、彼のボタンは全てなくなっていました。
「さすがだな〜」と思っていると、ふと、彼が近づいて来てポケットから何かを取り出し、「渡したくて取っておいた。一応、第二ボタン。」と、私に差し出してくれました。
「好きな人の第二ボタンをもらえたら、両思い」なんて、私の中学では皆が言っていました。
しかし、当時の私は「ありがとう。」と言うことしか出来ず…
その後、別々の高校へ行き、特に連絡を取ることもなく、時が流れました。
すでに私も結婚していて、彼もきっとお相手がいて、それぞれの道を歩んでいることでしょう。
結婚する時にボタンは捨ててしまいました。
あの時のボタンに、どんな意味が込められていたのか、今となっては分かりませんが、桜の時期になると思い出す、純粋な初恋の思い出です。
こってぃー
女性/34歳/埼玉県/会社員
2023-03-23 17:47