娘と妻へ

本部長、秘書、社員の皆様お疲れ様です。

10周年おめでとうございます！

本日のおめでとう案件ですが、
3歳になる娘がこの春幼稚園に入園致しました。

生まれつき難病を抱えている娘は、これまで7度の手術を乗り越え、我々家族にたくましい姿を見せてくれました。

病を抱えているとなると、入園にもハードルが高く、受け入れて貰えた幼稚園には感謝しかありません。

この春、娘にとって世界が大きく変わることでしょう。
集団生活で過ごすというのは、社会の一員になるということ。当たり前のことだけど、とても難しいことばかりだと思います。

妻に呆れられる程、娘にあまい"駄目ダメ父さん"みたいな人だけではないので、きっと、悔しい事に直面したり、願いが叶わない事も沢山あると思います。でも、お腹や背中の勲章が物語っている通り、幾つもの困難を乗り越えこうして確かに今を生きています。毎日元気に通ってくれたら他に何も求めません。

入園式、みんなの前で元気よく返事が出来た事。最高に格好良くつい涙が出ました。
澄んだその眼差しは何を見つけ、何を見つめるのか。
立派な家ではないけれど、帰る場所はいつでもここにあるから、大船に乗った気持ちだけ携えて、構わずずんずん進んで欲しいです。

そして、一番近くで優しく厳しく支えてきた妻にも敬意を込めて。

娘と妻へ
改めて、おめでとう。そして、ありがとう。

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