私の小芝居

本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。

私の演技力が試される場所、それはゲームセンターのUFOキャッチャーです。

最近のUFOキャッチャーは、自力で一発で景品を取ることは難しく、ゲームセンターの店員さんのアシストをいただきながら獲得を目指す形が多いです。

私の推しのぬいぐるみが登場する度にゲームセンターに迎えに行きますが、なかなか自力で取れません。

その時に「純粋に景品を欲しがりつつ下手くそで取れない助けてあげたくなる人」を演じます。

「さっきから頑張っているのですが、なかなか取れなくて…。もう諦めようかと…」
と悲壮感を漂わせつつ、いかに取れなくて困っているかを伝え、ぬいぐるみの位置を調整してもらったり、どの辺りをアームで狙えばよいかアドバイスをいただきます。

アシストしてくれた店員さんには心からの感謝を伝え、無事に推しのぬいぐるみが獲得できたら助けてくれた店員さんに盛大にお礼を言います。

ゲームセンターに行くたびに私の演技力は上達していると思います。
推しのぬいぐるみが出続ける限り、私の戦いは続きます。

0