社員掲示板

エンヤの母

お疲れ様です。
私の母は、エンヤが大好きなパワフルキャリアウーマンでした。母は看護師、そして、めちゃくちゃ気が強い。
そんな母が、激務を乗り越えて帰宅したときに必ず言っていた言葉は、「はい!今から別府に行きまーす!温泉に入って、夜中は豚骨ラーメンを食べて帰るわよー!はいはい!準備して!」と、私たちが寝ていても関係なく叩き起こしてきて、大分市から別府市までドライブがてら、子連れで夜遊びをする母でした。大分市から別府市を繋ぐ別大国道という道があるのですが、別府湾と夜景を一望しながらドライブできるので最高な道なのです。母はその道を運転するときは、必ずエンヤのブックオブデイズを爆音にしてかけていました。
エンヤを爆音にされると、当たり前ですが後部座席に乗っている私たちは爆睡してしまうんです。爆睡して目が覚めると...私の体に毛布がかけられていました。お母さんがかけてくれたんだろうと思い、「お母さんはいつも車に毛布なんて積んでるの?」と聞くと、「え!?当たり前でしょ?道端で倒れている人がいたらすぐに助けてあげれるんだから毛布は必須アイテムよ?あとね、救急セットも積んでるわよ!」と、その時は看護師の母でした。その教えのせいでしょうね。介護士だけど、私も車に毛布を積んでいます。その毛布を救助のため1度だけ使いました。助けた時、ご家族からすごく感謝をされ、照れくさかったです。お母さん、人として大切なことを教えてくれてありがとう。

ゴリサ

女性/39歳/東京都/会社員
2023-05-11 18:53

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