音楽は世界共通?
本部長、秘書、みなさん、お疲れ様です。
私はギターが趣味で演奏することがあります。
路上で弾いてると、小さな子ども連れた家族が来ました。子どもの手には馬の形をした風船が握られてたので、童謡「おんまはみんな」を歌いました。しかし反応が薄い。話を聞くと最近日本に来たばかりの白人系アメリカ人とのこと。「そりゃ、メロディは分かっても歌詞がピンと来ないよなぁ」と思いつつスマホで英語の歌詞を検索。「おんまはみんな」って実はアメリカのフォークソングで、原題は「The Old Gray Mare. (灰色毛並みの老いた牝馬)」。英語で披露すると、お祖父ちゃんお祖母ちゃんの方が「よく知ってるね」と褒めてくれました。「日本では童謡だけど、向こうでは古いフォークなんだよ」とお祖父さん。「どんな歌なら子どもは喜ぶ?」と聞くと、「日本にもあるだろ、『幸せなら手を叩こう』って歌」、それを英語で歌うと子どもたちも喜んでくれました。
「幸せなら手を叩こう」の日本語訳は原曲に結構似てるんけど、「おんまはみんな」は全然違くて「あのじゃじゃ馬も今ではすっかりおとなしくなってしまった。当時は困っていたが、年をとってこうも変わると悲しいモンだ」って歌詞。訳詩の付け方でこうも変わるんだなぁって改めて感じました。
なみえる・あなーきー
男性/28歳/東京都/フリーランス
2023-05-25 14:20