本日の案件

私は小学生の頃から、結婚相手は「船乗りがいい！」と公言し、文集にも書きました。理想はアニメ「キャプテン翼」の翼くんのお父さんです。
翼くんのお父さんは、外国をまわる船の船長さんなので、たまにしか帰ってこない人。それでいて、ステキで、ああ！この人こそ理想！！！でした。

なぜかというと、私の両親が些細なことで、いつも言い合いになるような夫婦だったのが嫌で、私は「いつも一緒にいるから、相手を大切に思う気持ちがなくなるのだ、たまに会うくらいがちょうどいいのだ」と思い込むようになってしまって。

そして有言実行、何人かお付き合いした人とは、海外出張が多い人だったり、それぞれの時間を優先しようという人だったり、まさに私の理想通り。でも結婚には至りませんでした。

そこでひょいっと現れたのが今の夫。夫も超絶忙しい人で、出張も多い、これは！翼くんのお父さんだぞ！理想だぞ！と思ったのですが...

何かが違うんです、
毎日、顔がみたいなあと思う、
一緒にいたいなあと思うんです。本能です。
出張の1週間が1年みたいに長いんです。

「この人が船乗りだったら、、、会えない」と思ったら、ほんとに涙出そうにつらくなって。

...結婚しました。
理想とか、自分の結婚観とか、計画とか、そういうの飛び越えて、本能のままに、ある日突然やってきた、、、それが私の結婚であり、今の結婚観です。

3