腹減っていた自分

焼き鳥屋さんでガツガツ働いていた時、
ほんと、お金なくて、店の、まかないだけが、
夢のような食事。
食べきれないお客さんが、まったく手を付けず
焼き鳥そのまま残してる時も結構あって、
私は腹がへってへって、捨てる事が出来ず、
片付けるふりして、いつもエプロンのポケットに入れてトイレに持ち込み食べていました。
そして、ある時、、急いでガツガツトイレの中で食べていたら、
誰かの視線が、、
そうです、トイレの鍵をちゃんと閉めてなく、後ろに店長が。
私はタレだらけの口の回りをふきながらも、
手に握った焼き鳥の串は、離しませんでした。で、、、コテンパに怒られ、その後なんだか、いずらいので店をやめました。
でも、、、お腹すいていたんです。

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