こんな夏の日に
夏になるといつも読み返したくなる本があります
レイ・ブラッドベリ「たんぽぽのお酒」
夏の最初の朝を感じた時から始まる
12歳の少年ダグラスのひと夏のお話
一つ一つの小さなエピソードが本当に愛おしくて
全ての出来事を記憶に留めておきたくなります
年齢を重ねると時の流れが早く感じるのは
今起こっている新しいことも
前にあったことと似ていると勘違いして
流してしまうことが増えるからかも
あ、こんなこと前にもあったなと思っても
全く同じことは2度と起きないのに
今、身の回りで起こっているひとつひとつか
この瞬間だけのことだと
素直に受け止められる感性を取り戻せないかな、と
毎年、夏になると読み返します
ポーメリ
女性/69歳/神奈川県/自営♪アクセサリー制作&販売♪
2023-07-07 11:53