思

　たまに中高時代の先生を思い出す…懐かしい。
当時若手の先生とかは生徒側に年齢が近いから親しみやすかったし、なんとなくお姉さんっぽい感じで憧れの気持ちもあって、親しくして頂いたりもしていました。
でも、そんな先生でもたまに切羽詰まった表情をしてたりして、大人って大変なんだなぁ…頑張ってるんだな…って漠然と思っていて。
　
今ならその気持ちが分かる気がする。
業務内容とかのことは分からないけど、学生から社会人っていう変化も大変だし、やっぱり働くと責任も伴うことが多くなるから辛かったり大変だったりもするし。
自分ももうすぐ当時のその先生の年齢に追いつきそうで…時の流れは早いなと感じる。　
当時その先生が何を思ってんだろうとか、今の自分を見たらどう思うんだろうとかたまに考えたりするけど。

でも、今の所は特に会いに行ったり探しに行ったりする予定はないし、どこかで元気でいてくれたら良いなと思う。そのぐらいの距離感がちょうど良いというか…。
卒業直前まで他愛もない話ばかりだったし、進路の報告もあまりせず…
ちゃんとした生徒なら報告するよね、悲しいよねって思うけど。でも、次の事を話したら、さよならを言ったら終わりって区切りができちゃうから、それならば　こういうぼんやりした別れでもよいよねって思ったりして。
ちょっと切なくて、でも楽しかった思い出。

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