案件
本部長、秘書さん、リスナー社員の皆様、
お疲れ様です。
これは数年前、仕事で和歌山へ行った時のことです。
初めての1人飛行機移動だったので、搭乗口など下調べはしっかり行い、時間に余裕持って空港に着くようにするなど準備はばっちり…のはずでした。
しかし当時、バスで空港に着いたところまではよかったのですが、自分がいるのが何階か分からず、私はその場をさまよい歩きました。早朝だったので空港内のお店は全てまだ開店前で、見渡しても歩いているのは海外の旅行客と思われる人が数名ばかり。
聞けそうな人を探してようやく見つけた清掃員の方に尋ねると、含み笑いぎみに「ここ4階ですよw」と教えてくれました。
何とか着いた発券機にQRコードをスキャンすると…
「ピーーー、こちらのチケットは取り扱い時間外です」
そうです。空港内を放浪するうち、出発まで一時間ほどあった猶予はなくなっていたのです。
急いで近くの係の方に尋ねるも「もう時間過ぎてるので新しいチケットを取り直すしかないです」と一言。
飛行機が発つまでにはまだ時間があるかは間に合ったと思ったのに……不安な中歩いて、歩いて、こんな結末って…まさにゾゾゾ〜でした。
クッカマキ
女性/32歳/東京都/ハンドメイド作家
2023-08-08 17:47