怖いぞ案件
お疲れ様です。
ちょうど今ぐらいの季節、真夏の暑い中で子供の時に体験した話です。
私の実家は大分県なのですが、夜になるとひと気は一気になくなり、静かな夜になります。
ある日の真夜中...母、姉、私の3人で1階の和室で就寝していたのですが、奇妙な音に目が覚めた私。
「ポンポン、ポンポン、ポンポン、ポン...ポンポン、ポンポン、ポンポン、ポン...」
その音は、誰かがテニスボールを外壁に当てるような音でした。
「こんな真夜中に、誰かが我が家の外壁に向かってテニスボールを打ち付けているの??こ、怖い...誰!?」
そう思った私ですが、次の日も同じ音が...
誰かを起こせば良かったのに、誰も起こさないまま、10歳だった私は1人で外へ見に行きました。
すると...そこには..
「ポンポン、ポンポン、ポンポン、ポン。」
2階に付けていたエアコンの室外機から、ポタポタと水が落ちており...父がしまい忘れたバケツに室外機からの水が落ちていました。
しかも、バケツは裏返しになっていたので、高い場所から落ちてきた水がバケツの裏側に落ちると、音が辺り一面に響いていました。
「なーんだ。」そう思い、バケツをどかした私。次の瞬間...
うわーー!!!
と、真夜中に叫んでしまいました。
バケツをどかすと、そこにはムカデが2匹...
ダブルでゾッとした10歳の夏休みでした。
ゴリサ
女性/39歳/東京都/会社員
2023-08-08 18:55