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青春案件

お疲れ様です!
今から25年ぐらい前ですが、小学生のときに行ったお祭りの話です。
そのお祭りは小さな小さなお祭りで、近所の子供たちが集まるお祭りでした。当時、12歳だった私は友達とお祭りを満喫しており、好きだった男子が私のとこに来て、「これさ、くじ引きで当たったからあげる。」と、言って光る腕輪をくれました。すごく嬉しくて、すぐにその腕輪を付けていた私ですが、何故か遠くから視線を感じていた私。
私の地域では、目立つ子(不良)だけがお祭りで光る腕輪を付けてよいという暗黙のルールがあり、そのルールを無視してしまった私。私は好きな男子からもらったことに浮かれてしまい、お祭りで光る腕輪を付けてしまいました。お祭りの帰り道、私の後ろから誰かが後を追ってくる気配を感じました。
そう...それは、お祭りの間、遠くから私を睨んでいた、めちゃくちゃ怖い女の先輩でした。
「ねーね、なんで腕輪つけてんの?」と、後ろから声をかけられた私。無視して歩いていると、「ちょっとさ、止まってよ?うちらと少し話そ?」と言われ、止まってしまった私。
先輩から色々言われている間、怖くて泣いていた私。すると、懐中電灯を持った男性が私に近づいてきました。その男性は、お父さんでした。
「あ!いたいた!中々帰ってこないから心配したよ。ん?うちの子に何か御用ですか?泣いてるみたいだけど、何かありました?」と、先輩に話しかけていた父。父に色々聞かれた先輩たちは、ささっとどこかに行ってしまいました。父は私に、「帰ろ?お祭り楽しかった?好きなりんご飴買った?ほら、おまえが好きだからりんご飴を2個買ったよ。一緒に食べよう。」と言われ、りんご飴を食べながら2人で帰りました。反抗期で父が大嫌いだった時期でしたが、父がスーパーマンに見えた夏の思い出です。今でもりんご飴は大好き。

ゴリサ

女性/39歳/東京都/会社員
2023-08-16 18:49

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