スカロケ“夏の終わりのごめんな祭 〜職場でごめんな祭〜
本部長、秘書お疲れ様です。
私のごめんなさいですが、介護福祉士として働いていた時、40才くらいの男性が入院してきました。その人は、左半身に麻痺があり、杖を突きながら移動されていました。私が見る限りでは、自分でやれることはやる人でしたので、べったりと介護するほどではなく、呼ばれたらお手伝いする程度でした。そんな男性とも、年齢が近かったこともあり、二週間くらいすると随分心を開くようになってくれました。ですが、私がそれに甘えてしまい、なれなれしく接しだしてしまいました。
すると、私のなれなれしい態度が、その男性の限界を超えてしまったらしく、「あのね、私は介護される側ですけど、お情けをもらうためにいるんじゃないんですよ。冗談じゃないよ」と怒らせてしまいました。そして、男性は所長のところに行き、私の態度についてクレームを言ったのでした。私としては、クレームを受けるほどの態度を取ったと思いませんでしたから、寝耳に水でした。その場で、男性に謝罪をし、その男性の介護を続けましたが、居心地の悪くなった男性は、他の施設に移って行かれました。人に寄り添うのが難しいと感じた出来事でした。
ふわふわクッキー
男性/52歳/東京都/自営・自由業
2023-08-28 09:14