“夏の終わりのごめんな祭”〜先輩にごめんな祭〜

本部長、秘書、TOKYOFM株主様、お疲れ様です。
“夏の終わりのごめんな祭”〜先輩にごめんな祭〜

30年くらい前の話し、勤め先にＫ先輩と言う人が居ました。

いつも服装・髪型などピシッと決まっている上に話術が上手で話題も豊富、
女子社員にも人気があって男性から見ても憧れる先輩でした。
独身寮では風呂上がりに「バスローブを着て、片手にワイングラス」でくつろいでいる優雅な人でもありました。

事件は現場（職場）で起こりました。
いつもの様に先輩がデスク周りで数人の女子社員と楽しく談笑中、私がコーヒー片手に先輩の後ろを通りかかった時の事です。

ロマンスグレーでヘアスタイルもカチッとキマった先輩の後頭部から、黒い直毛が１本だけ数センチほどハネ上がってていました。
私のイタズラ心がムクムクと湧き上がり、女子社員にシーッとジェスチャーしながらそぉ～とその毛を掴んで優しく引っ張ったら…。

毛髪全体の上２／３くらいが、不自然に浮き上がりました！
そう、先輩はカツラだったのです。

その場に居た全員が凍り付き、私は静々と退散しました。
その直後に私は先輩に倉庫へ呼び出され、ここには書けない事をされました。

その因果か、それ以来、私の頭髪もどんどん減っていきました？

その先輩とは今も音信不通です。w

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