本日の案件
みなさま、お疲れさまです。
ちびっこのごめんなさい…
思い出すのは、現在21歳の長男が2歳の頃のこと。
その日の午前中、保育園でお遊戯会がありました。
劇に出る予定だった息子は、それはそれは毎日、おうちで練習をしていました。
まだ『だ行』が『ら行』になってしまうのに、それでも頑張って、完全に覚えて上手にセリフを言っていました。
しかし、いざ本番。
舞台に登場した息子は顔をこわばらせ、かたまってしまいました。
あんなに上手に言えていたセリフも全く言えません。
『あぁ、緊張しちゃったんだなぁ…』
私はそう思い、あんなに練習してたのに、ホントは上手に言えるのにと、少し残念になりました。
でも、戻ってきた息子に私は「泣かなくて偉かったよ!頑張ったね!」と声をかけました。
その日の夜、アニメ映画の試写会に長男と出かけました。
映画館までの道中、それまで他愛もない話をしていた長男が急にその日のお遊戯会の話を始めました。
「今日ね、お遊戯会があったでしょ?そのときね、ボクね、全然言えなかったでしょ?あのね、ボクね、恥ずかしかったの。」
もう、可愛いやら、いじらしいやら。
そして、もうすぐ3歳とはいえ、こんなにきちんと自分の気持ちを説明できることにも驚きました。
歩いてる途中とはいえ、ハグしたのは言うまでもありません(笑)
私史上、1番カワイイ、そしてグッとくるちびっこのごめんなさいです。
Hanao
女性/46歳/福岡県/専業主婦
2023-08-31 09:53