洗った案件
そういえば今年、夫が大好きな、北欧を代表する、見た目がカバみたいなキャラクターのぬいぐるみを洗いました。
毎晩毎晩、そのぬいぐるみを抱っこして寝ているので、ぬいぐるみのふわふわ真っ白ボディが黒ずんでいくのが目に見えてわかりましたし、ぬいぐるみから夫の香りがするのがなんとなく気になりました。
ちょこちょこ「そろそろ洗ったら?」と訊ねるのですが「そんな可哀想なことできない」とか「俺からこの子を引き離そうとするだなんて」とかなんとか言われて洗えずにいました。
しかし、ある時クリーニング屋さんがぬいぐるみ洗浄のセールをするとのことだったので、夫から強制的にぬいぐるみを引き剥がし、クリーニング屋さんに持っていきました。
クリーニング屋さんからは「終わるまでに1ヶ月かかります」と言われ、残念そうな顔をする夫を横に「構いません。洗ってください!」と私はお願いしました。
約1ヶ月後、クリーニング屋さんに行くと透明な袋にリボンをかけられたぬいぐるみがカウンターの奥に鎮座していました。ぬいぐるみの真っ白ふわふわボディは復活し、久々の再開に夫の笑顔も復活。クリーニング屋さんいわく「長く大事にしてあげたいなら、是非定期的にクリーニングしてください」とのこと。夫には申し訳ないですが、「会えなくて寂しかった。二度と預けない。」とはいってますが、長く可愛くいてもらう為に、定期的に洗ってあげようと思ってます。
グルナッシュ
女性/36歳/北海道/公務員
2023-09-14 17:15