出張案件！

本部長、秘書、皆さんお疲れ様です。

10年ほど前、中国へ出張に行きました。
日本からのゲストを現地のイベントに連れていくアテンド業務みたいな仕事だったのですが、夕飯どきにアクシデントがありました。

コーディネーターさんのミスで、レストランまでの送迎車に1名だけ乗れないというのです。
ゲストは絶対に乗せなきゃいけないし、コーディネーターさんは通訳も兼ねていたので仕方なく私がホテルに残ることにしました。

ホテルは郊外にあったのでファーストフード店もコンビニも無く・・・「どうしたものか」と思っていた時、イベントの中国人技術スタッフさんが身振り手振りで「一緒に夕飯行くかい？」と誘ってくれたのです。
今ほどスマホの技術も発展していなかったので、翻訳ツールなどもありません。
正直悩んだのですが「なんとかなるだろー」と着いていくことにしました。

舗装もされていない道を車で揺られ、着いたのはなんと「雷魚（ライギョ）鍋」の店。
店外まで溢れるほどの繁盛ぶりですが、日本人はおろか外国人観光客は一人もいません。
ライギョは食べたことがなく・・・不安と期待が混ざる中、恐る恐る一口食べた時の驚き！
むちゃくちゃ旨いんですよ、これが！！「ハオチーハオチー！」と伝えると、現地スタッフさんがとても満足そうな顔をしていたこと覚えています。

出張ならではのアクシデントでしたが、とても良い思い出です。

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