出張案件
本部長、秘書、皆様お疲れ様です。
コロナ前の話になりますが、中国出張の指令が上から降りてきた時の事です。
海外出張は初めてでは無く、上司からも「現地の方も日本語ペラペラだから単身でも大丈夫」と聞いていたのであまり心配はしていなかったのですが、出発当日に事件は起こりました。
かなり時間に余裕を持って羽田空港に到着したのですが、窓口がよくわからなかったので、インフォメーションで便のことを聞いてみたのですが、応えは
「こちらは成田空港の便ですね…」でした。
瞬間、嫌なアセがどっと出てきました。
後に分かった事ですが、
事前に羽田か成田、どっちが良いか?
と聞かれていたので、断然羽田と答えていたのですが、現地企業にチケットを取ってもらう時にそれがうまく伝わっていなかったようです。
私は直ぐに気持ちを切り替えて、
電車がまだ間に合うか調べましたが、ダメ。
もう選択肢はタクシーしかない、と思い、上司に相談してOKをもらうとすぐに飛び乗りました。
運転手さんは驚いてましたが、出来るだけ頑張りますと、かなり飛ばしてくれました。
結果、搭乗手続き締め切りの3分前に到着し、なんとか搭乗する事が出来ました。
その後の中国での仕事もなんとかこなし、上司も笑って3万円弱のタクシー代を処理してくれたので、最大の汚点にならずにすみました。
もしかしたらスカロケを聴いているかも知れないので、是非お伝え下さい。
あの時のタクシーの運転手さん!
本当にありがとうございました!!
クロコヂ
男性/40歳/東京都/会社員
2023-09-21 18:21