PCと紙媒体の記憶との結びつきに関する私見について
初書き込みします。
PC画面の表示や電子書籍と、新聞や本・書籍では私見ですが脳の異なる部位が働いているように思えます。
例えば新聞や本を読み進めるとページの前後をフィジカルに感じることができ、どこまで読み進んだかも手に持った本の厚みで感じることができます。前の章に戻ったり、飛ばし読みするのも指で摘んだ紙の束の厚さで感覚的に分かります。
昔読んだスパイや諜報に関する本の中で、人間の記憶を司る脳の諸部位と、地理や経路を記憶する部位が近いためこれらを関連して記憶すると覚えやすいということを聞いたようなことがあります。
例えば何かを覚える際に、自分の指を1本ずつ折って数えて指ごとに事柄を結びつけて記憶したり、脳内に大きな廊下を想像して、部屋ごとに記憶を割り振る、といったことをすると記憶を固定化しやすいといったようなことが書かれていました。
動物に備わる帰巣本能や、渡り鳥など長距離を移動する動物にも備わっているような空間と自分の位置を把握する能力と記憶は近いということらしく。
この理屈で言えば確かに、フィジカルに感じられる書籍の方が記憶に定着しやすいという仮説はあり得そうです。
同じようにキーボードで文字を入力するのと、ペンで紙に書き込むのでは脳の働く分野が違うように感じ、後者の方がより効率いいように感じます。
個人差かもしれませんが参考になれば幸いです。
寿司タコス
男性/44歳/東京都/IT系制作会社経営
2023-10-02 17:35