緑色のエプロンの某コーヒーショップ
あれ建てているの、わたしです。
わたしは大学院で都市計画を専攻していました。でも実は、もともと自分自身が飽き性だということが、幼少期から長年の欠点でした。それゆえ、10年かけて1つの街をつくるくらいなら、1年に10軒のお店を手掛けたほうが楽しいのではないか。そう思い立って、まったくスケール感の違う内装業界に就職しました。
就職先の工務店では、わたしが学生時代にアルバイトしていた某コーヒーショップの内装を手掛けていたということもありました。新人時代の私は建設業の荒波に揉まれながらも、一杯のコーヒーを提供できるまでのストーリーの一部だということを信じ続けて働きつづけ、気づくと約10年が経っていました。
今となっては、何店舗建てたのか数えきれないほどの案件を担当させてもらいました。
アルバイト当時お世話になっていたスタッフの方々は出世していたり異動されていたりして、また違った立場や職種としてお仕事をご一緒させてもらったりしています。
いままで何をやっても長続きしなかった自分が唯一、熱中できることを、見つけられた気がします。
ばらお
男性/36歳/東京都/会社員
2023-10-04 14:45