本日の案件

本部長、秘書、リスナー社員の皆さんお疲れ様です。

私が高校1年の時に経験した片思いを聞いてください。

高1の文化祭、模擬店の呼び込みをしていた3年生の先輩に一目惚れをしました。
片思いでも構わない、ただこの気持ちをどうしても伝えたく、勇気を出してバレンタインデーにチョコと先輩への気持ちを書いた短い手紙を渡しました。

その時の先輩は…とても素っ気なかったです。

私は、片思いなんてこんなもんだよね…と自分に言い聞かせました。


ですがその日の夜、な、な、なんと先輩から電話がきたのです！
当時はスマホなんてありませんから家電です。

先輩は一言目に「少ない。少ないよ！」と少し怒っている様子でした。
続けて「チョ、チョコが美味しくて…気づいたら無くなっててさ…もっと食べたかった…」と。

そして
・チョコを渡された時、驚いてつい素っ気なくしてしまったこと
・でも本当は凄く凄く嬉しかったこと
・お礼が言いたかったが手紙には名前しか書いてなかった為、一日かけて調べたこと
・卒業後は進学で地方に行ってしまうこと
・彼女さんがいること などを話してくれました。

どうして家の電話番号がわかったかというと
学校では当時、連絡網として全生徒分名簿が保管されており、その全生徒が載った名簿の中から私の名前を探しだし電話をくれたそうです。

もー惚れてまうやろー！！

片思いなので、その後の進展はありません。
ですがホワイトデーのプレゼントを私の教室まで渡しに来てれて、先輩の卒業式では泣き過ぎた私の目や鼻の赤みが引くまで待ってくれて一緒に写真を撮ってくれました。
そして最後の最後、先輩の言葉は「ありがとう」と握手でした。


何十年も昔の出来事ですが、今でも「良い恋したなー私」と思える片思いです

富永先輩…お元気ですか？
出会ってくれてありがとうございました。


(長文失礼しました)

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