本日の案件
お疲れ様です。
私が昔、二子玉川に住んでいた時のことです。
毎日終電で帰り、最寄りのコンビニで軽い夜食を買って帰る日々でした。
そのコンビニの店員さんが、イケメンで優しくて爽やかな方だったんです。
毎晩結構な頻度でいらっしゃる方で、私の唯一の癒しでした。
ちょっとずつちょっとずつ、他愛もないお喋りもできるようになってきて、近くに友達もいなかったので、毎日それだけが楽しみと言っても過言ではなかったと思います。
お休みの日、私が珍しく買い物に外出する気になった日でした。
いつものコンビニの前に、大きなかっこいいバイクが止まっていました。
「大きいバイクだなー」と何の気無しに見ていたら、店員のお兄さんが私服姿でお店から出てきてバイクに跨りました。
「あ!」と思ったのも束の間。
金髪の外国人美女が続いて出てきて、バイクの後ろに跨ったのです。
「そっちがタイプかーーい!!」と撃沈。
どちらかといえば、頬もぽってりとした日本人形タイプの私は、「無理無理の無理じゃん!!」と爆笑しました。
私のワンチャンすらなかった恋の話でした。
びぶりん
女性/36歳/東京都/会社員
2023-10-17 17:38