禁断の恋愛案件

本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です。
本日の案件を聞いて、初めて投稿させていただきました。

本当にごめんなさい。
私は結婚している身ながら、好きな方がいます。
そしてお相手も結婚していらっしゃいます。

その方との出会いは、ネット上でした。
お互いに結婚生活、夫婦生活に不満不安があり、意気投合。ずっとSNSを通じて話をしています。

彼と出会った時は世界がコロナ一色になる前の秋。
ちょうど今頃の季節でした。
なんとなく始まった会話の楽しいこと、笑えること、認めてもらえること、認めてあげられること。。とても嬉しかったのを覚えています。
｢会いたいね｣
なんて言って都合をつけ、都会にご飯を食べに行きました。その時の彼の紳士的な振る舞いに、本当に嬉しくなってしまいました。

ただ、その冬からコロナ一色。私も彼も人を相手にする仕事をしているため、簡単に会うわけにもいかず年単位の時間だけが過ぎました。
繋がりはSNSだけでした。

途中彼から｢やっぱり辞めよう｣と言われたことが何度かありました。
嘘をついたり、隠しごとをするのがきっと辛かったんだと思います。
その度に受け入れつつ、｢どこまでなら大丈夫？｣と確認し、今の関係を作りました。

今の関係は年に数回、数時間だけ会えて、もちろん大人な関係でもなく、少しお酒は飲むけれど、たくさん笑って話をして、お互いに｢またね！｣と言う関係です。
SNS上でたわいもない話をしますが、ゆっくりのんびり。
お互いの家族の話もし、応援や励ましもします。
でも心からの｢友達｣でもなく、もちろん｢恋人｣でも｢家族｣でもない、名前の付けられない関係です。
それがとても悲しくなる時があります。

でも彼が好きです。
きっと彼も私のことが好きです。
お互いを支えてくれている、代わりのきかない大切な人だと思いつつ、彼にとってもそうだろうなと自負しています。
それでも、なんて思ってしまう自分の弱さとおこがましさと、素直さにぎゅうぎゅうに挟まれながら今これを書いています。
どこに向かうのかはまだ見えません。考えていません。

本当にごめんなさい。
死ぬまで秘密にするので、どうか今日だけはお許しください。
ありがとうございました。

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