案件

本部長、浜崎秘書、社員の皆さんお疲れさまです

私は幼稚園生の時、家の前に住んでいた高校生のお兄さんに恋をしてしまいました
小さい頃からおませで、同い年ぐらいの子と話すより大人の人と話すほうが大好きな
女の子でした。

そのお兄さんは髪はスポーツ刈り、学ランをピシッと決めた背の高いお兄さんでし
た。
時々ボールの投げっこをしてくれたり、やさしく話しかけてくれたり、肩車をしてく
れたり・・・・・・
いつもそのお兄さんが学校に出かける時間に私は外で待っていて「いってらっしゃ
い」と手を振るのが楽しみな日課になっていました。
そんなお兄さんに肩車をしてもらうと、変に胸がドキドキして、でもとても嬉しく
て、、、
そしてある時肩車をしてワッショイワッショイとしてくれているお兄さんのあごを両
手で持ち上げて、上からお兄さんの唇にチュッとKISSをしてしまいました。
お兄さんは一瞬凍りついているように動きが止まっていました。
なんと私もファーストキスでしたが、そのお兄さんにとっても大切にその年まで守っ
てきた大切な唇を、
幼稚園生の私は強引に唇を、ファーストキスを奪ってしまったのでした。
その日を境にそのお兄さんの態度がぎこちなくなって、大学進学を機に一人暮らしを
始めてしまったお兄さんとは会えなくなってしまいました。

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