人生を賭けた覚悟

皆様お疲れ様です。

私が高校3年生の時、いつも利用する路線バスが交通渋滞で2本分遅れて到着。最悪だと思いながら電車に乗り換え最寄駅に到着。いつもより20分遅い時間の登校中に見つけたスラッと背の高い、背中が広い男性。私はあ！っと胸を打たれました。高校へ続く一本道だったため事務の職員かな？と思い走って追いかけ挨拶をしました。彼はやはり事務職員。物腰が柔らかく年齢を聞くと21歳だと知りました。私はこの人とはこれから先も関わるだろうと感じました。それから毎日バスを2本分遅らせた時間に駅に到着するように登校しました。必ず会えたわけではありませんが、何度か一緒に登校し、とても幸せでした。そのまま卒業式を迎え、式の後アドレスを書いた手紙を渡しに事務室へ。スマホを握りしめて待っていたその日の21時半ころ、彼から卒業おめでとうの連絡が来ました。その文面の最後には、３月いっぱいは在校生、４月以降にご飯に行こうと書いてありました。
その後月に1回会うようになり、現在交際8年目です。彼は今、仕事の頑張りすぎで精神疾患を患い仕事を辞め療養6年目です。私と交際し始めたすぐ後、ダウンしました。ですが、一生懸命生きている姿を見て、いつか、彼と2人で笑って心穏やかに生きていきたいという思いが強くなり、見守っていく覚悟を決め、仕事に家事に邁進しております。皆様どうか、無理はせず、秋晴れを気持ちいいと感じ、朝が来ることを幸せと感じながら、日々を大切にしてください。

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