ゾンビ案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆さま、本日もお疲れ様です。
案件についてです。
わたしはこの7月に東京を離れ、10年ぶりに地元・山形にUターンしました。
東京での生活に疲れ果てたのもありますが、一番は祖母の介護をするためです。
7月からの3ヶ月間、介護、介護の毎日でした。
自宅での介護がこんなに大変だとは知りませんでした。
介護のために仕事をセーブし、
買い物に出かければ「自分の食べたいもの」ではなく「祖母の食べられるもの」を優先し、
夜中に呼ばれてはケアをし、
遊びに出かけるのにも罪悪感を抱くようになり、
家族との介護の価値観の違いに悩み、
自分の気持ちよりも祖母の安全を最優先にサポートする日々。
孤独で、孤独で、孤独でした。
そして10月の頭、祖母が亡くなりました。わたしも9月末にはかなり限界だったようで少しおかしくなっていたので、もちろん悲しくもあり、でも肩の荷が下りた感覚もあり、複雑で、ぼんやりしています。
この3ヶ月は、体感2年くらいありました。まだ2023年なのかと驚くほどです。あまりにたくさんの「人間」を見た気がします。
今は、一人の人間が生きるということと、同時にいなくなること、この3ヶ月に見えた自分の不器用さと、知ってしまった人間の怖さとで、心がボーッとしています。
未練や後悔があるわけではありませんが、何かを使い果たしたような感覚で、過去を振り返るのも、未来を想像するのも、ままなりません。
それでも暮らしてゆかねばなりません。生きてゆかねばなりません。ただHPもMPも空っぽで、ふらふら、ゆらゆらと、たゆたいながらも、なんとか立っています。
ひとまず、長めの休憩をとっています。
このラジオネームはたまたまですが、今のわたしは、けっこう、ゾンビっぽいのかもしれません。
でも、生きます!!
ぽかぽかゾンビ
女性/30歳/山形県/自営・自由業
2023-10-26 16:12