うちの職場のねじれ案件
皆さん、こんばんは。以前勤めていた会社での話です。
社員の月の残業時間を30時間内におさめるため、会社が残業時間が30時間を超える社員のパソコンを強制終了するシステムにしました。しかしそれで担当の仕事がなくなるかというとそうではなく、誰も代わりにやってはくれません。それで始業前のパソコン使用はカウントされないという盲点をつき早朝出勤して仕事をするようになったり、残業時間に余裕のある人のパソコンを借りて仕事をしたりしていました。表面上はみんな残業時間30時間内ですが、実態は単にパソコンが使えなくなり、実労働時間は増え、たんに不便になっただけでした。そもそも残業が多いのは人が足りていないからで、そんな穴だらけのシステムに多額のお金をかけるなら、人を増やすのが一番真っ当なやり方です。
会社の偉い人達は社員の残業が減って喜んでいました。お金をかけて社員の足を引っ張る、こんな笑い話のようなことが実際に起こっていました。偉い人は社員が働きやすい環境を作るのが大事な仕事だし、そのために高い給料をもらっているはずじゃないんですかねえ。
ボルボロス
男性/53歳/埼玉県/会社員
2023-11-06 17:48