案件
皆様お疲れ様です。
作業でおじゃましていた得意様の御合意で、昼食を振舞っていただいた時の事です。
お部屋に通されると鍋物が用意されていました。
凍える寒さの中で作業している私たちを思って出してくれたのでしょう。
得意様がおっしゃるに、『お雑煮風鍋』で『我が家の子供達も大好き』との事。有り難くいただくこととしました。
ひとくち口にした瞬間、強烈な魚の生臭い匂いが口いっぱいに広がりだしました。
鍋に投入した魚の下処理が甘かったのか何なのか原因は分かりませんが、ハッキリ言ってマズいのです。
笑顔で味の感想を求めてくる得意様を前に、ひたすら嗚咽を堪えながら食べ進める自分と一緒に作業していた仲間。
楽しい食事の時間が、あっという間に苦行と化した数年前の冬の出来事でした。
あした天気になあれ
男性/51歳/茨城県/自営・自由業
2023-11-07 17:56