鍋案件
とある日の話。
先に食事を済ませていた奥さんと娘はソファーでテレビを見ながら話をしていました。
そんな二人の話を何となく聞き流しながら食事をしている私。
すると、二人は「ラーメン鍋食べたいねー」 「いーねー」などとラーメン鍋の話をしだしました。
元来大食いな私ですが、鍋の中でも特にラーメン鍋は食後、全く動けなくなる程の大好物。そんな二人の話を聞きながら「やった。明日はラーメン鍋が食べれる」と内心喜びながら就寝。
翌日、ラーメン鍋を楽しみにしつつ仕事から帰宅。出された晩御飯は何と、焼き魚。
余りにもかけ離れた晩御飯に軽くショックを受け放心状態になる私に「食べないの?」と奥さん。「今日、ラーメン鍋じゃないの?昨日話してたじゃん」と聞く私に「そんなん食べれるわけ無いじゃん、野菜も高いし」との返答が。女子特有の妄想話に糠喜びをさせられてしまう私でした。その後も今シーズンは未だラーメン鍋はおろか、普通の鍋も食べれていません。
反逆のボマイェ
男性/49歳/神奈川県/会社員
2023-11-07 18:17