暗い話ではないよ。
給食の思い出案件。
皆様お疲れ様です
私は中学生の頃まで給食でした。
好き嫌いが多く、給食は苦手なものも多かったのですが
給食に助けられていた時期がありました。
中3の5月に両親が離婚し、兄と私はそれぞれの学校が近い知人の家に、平日は預けられることに。
でも、夜ご飯はなかったんです。母が塾で食べているからいらないと遠慮して嘘を言ったからです。
食べられない時期はとても辛かったです。
技術の先生である担任は
家庭の環境が変わったことをいつも心配してくれました。
秋ごろに、実は夕ご飯がないことを伝えました。
すると、チームを組む家庭科の先生とおふたりで
職員室で残った個包装のパンや、家庭科の先生が残飯で作ったおにぎり、ラップで包めるおかずなどをこっそり持ち帰らせてくれるようになったんです。
そのおかげで無事に受験までお腹を満たし
乗り切りることができました。
担任の先生には本当に感謝しています。
それから25年。
私は親になり、子どもの中学校の説明会で、その時の担任の先生とバッタリ再会。
定年退職後もその中学に講師できているとのこと。
子供と2代で教えてもらったことになります。
講師を引退後も手紙で相談をきいていただいたり、先生には今でもお世話になっています。
今なら給食の持ち帰りなんて絶対NGですが
私は先生と給食に救われました。
中学生の頃にとてもいい先生に出会えた私は幸せだと思っています。
あぷりこっとん
女性/48歳/東京都/休職中
2023-11-16 17:22