これ捨てらんねえよ
やしろ本部長、浜崎秘書、みなさま、お疲れ様です。
私の捨てらんねえよ…は「昭和のたんす」です。
私は30代後半に実家に戻りました。空いていた部屋と家具をそのまま使っています。
たんす…飾り棚…私が生まれるずっと前から我が家にあった物です。小学生の時既に「ボロいたんすだな〜」と思ってた!そんな古びたたんすなんです。
たてつけが悪く、引き出しを開けるたびに細かい木屑が出る段がいくつもあり、
「洋服に木屑がついて困る!こんなボロいたんす買い替える!」と訴えたら
「それは亡くなったおばあちゃんに買ってもらった物だから捨てちゃダメ」と父。
結婚してすぐの昭和40年代半ば、長屋住まいでお金もなく、家具が何にもない空っぽの部屋を、田舎から来た母方の祖母が見かね、近所の家具屋さんで買ってくれたんだそうです。
だったら自分で使えばいいのに、父はとうの昔に新しいタンスを使っていましたよ。
決して高級家具じゃないけれど全て木でできているし、今同じような物は絶対にない。金属のかわいい飾りの鍵穴がついた引き出しだったり、落ち着いた木目で趣があったり、レトロで好きは好きなんです。でも、服がしまえない。
せいぜいシーズンオフの部屋着や日用品を入れるくらい。本来入れるべき服はプラスチックの衣装ケースに。それをタンスの前に積み上げてる状態。本末転倒!
物に感情移入するのは父譲りなのは間違いないみたいです。
父も他界してますます捨てらんねえよ〜(泣)
愛着持つにはたんすにはデカすぎるのよ〜6畳間狭〜い
マト子
女性/51歳/千葉県/求職中
2023-12-20 13:10