良いことしたなぁ

本部長、秘書、メリークリスマス！！

ついこの間ですが、タクシーがなかなか捕まらないおばあちゃんをお助けしました。

入籍をその日の2日前に終え、ようやく引越しがひと段落して近所のレストランで外食をしていた時の話です。
妻がおもむろに窓の外を眺めていると、小柄なおばあちゃんが道路に身を乗り出して手をあげ、タクシーを拾おうと頑張っている姿を見つけました。
しかし、辺りは既に暗く、また、手前に車が停まっていたこともあり、いくつものタクシーは気付かず通り過ぎてしまいます。

しばらく食事を続けていましたが、窓の外を見るとまだおばあちゃんは手を挙げています。
すると、ほぼ食べ終わった私を見て、妻が「お会計しておくから助けてきて！」と背中を押してくれました。
すぐに駆けつけおばあちゃんに声をかけてから、タクシーを拾おうと一緒に手を挙げました！

しかしながら、私が手を挙げ始めた瞬間、あんなに通っていたタクシーがパタリと来なくなってしまいました。
合流した妻ともしばらく一緒に手を挙げていましが、おばあちゃんから「もう寒いから帰りな。いつも通りならすぐ乗れるから」と帰るよう促されてしまいました。
あまりずっと横に居られるとおばあちゃんも気を遣ってしまうと思い、妻と私は帰路へ着きました。

しかし、家に着く頃、私はおばあちゃんのことがどうしても気になってしまったので、妻に「これからドライブに行こう。おばあちゃんがまだ居たらお家まで送ってあげよう」と言いました。
妻も「すぐ行こう」とニッコリ。

そのまま車に乗りおばあちゃんを迎えに行きました！
やっぱりタクシーは拾えておらず、まだおばあちゃんは手を挙げていました。
車を横に停めて声をかけたらおばあちゃんはとても驚いていましたが、ほっとしたように車に乗ってくれたので、こちらまで心が温かくなりました。車中では、おばあちゃんはこの地に30年住んでいるんだよ〜とか、そしたら自分たちは1日目です〜と話が盛り上がりました。
またおばあちゃんが困ってたらまた送ってあげたいなぁ。

困っている人に気づくことができる妻の優しさを感じた一件でした。結婚してくれてありがとう。

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