本日の案件
皆様お疲れ様です。
私は、仕事でエレクトーンの演奏家をやりつつ、自宅では音楽教室を開いています。
今年、そのお教室に85歳の素敵な女性がやってきて、レッスンをスタートされました。
エレクトーンは、両手だけでなく、足にも鍵盤がある電子オルガンです。
私は始めてから40年以上になりますが、40歳を過ぎた頃から、腰が痛くなったり、腱鞘炎になったり、膝が痛くなったり……
「ああ、いつかエレクトーンを弾けなくなる日が私にも来るんだなぁ。
そんなにが来たら、そこからどう生きていこうかな。」と少し自分のこの先のリミットが見えた気がしていた日々。
でも、85歳のその方は、毎週レッスンに綺麗なお洋服をきて、歩いてやってきて、新しいことをどんどん吸収しようと貪欲に質問を投げかけてくださいます。
85歳……そっか、私もがんばれば、気持ちがあれば、あと41年。今まで習ってきた分と同じくらいの時間演奏ができるんだ!と教えられ、まだまだ練習してもっともっと上手になれるのかも!と、前向きになれました。
その方から私は「先生」と呼ばれていますが、私にとっても素敵な人生の先輩に出会えたことに感謝です。
ひげくまん
女性/45歳/東京都/演奏家
2023-12-26 18:37